高精度の移行性アセスメントで、無理・無駄なくクラウド移行。
業務システムのコスト低減と成長領域への投資増加を実現
顧客向けサービスへの投資を増やし、イノベーションを加速したい
個人のお客様向けに多様なサービスを提供している大手サービス業では、多数の業務システムのライセンス費・運用費がコスト高となっており、イノベーションを加速する顧客向けのサービスのDX化への投資予算を確保することが厳しい状況となっていました。
そのためには、業務システムをリスクを抑さえながら低コストで運用できるよう、構造自体を変革していく必要があります。同社では、基盤の設計・運用を標準化して効率化するとともに、ライセンスコストが低いDBMSに変更することで、ランニングコストを低減するプロジェクトを進行することにしました。
高ナレッジとアセスメントで無理・無駄のない移行計画を作成し、コスト削減を実現
DBMSの変更によって発生するギャップの大きさはシステムの中身に依存するため、変換の量と難易度を評価するのが困難です。同社はプロに支援を依頼することにしました。
委託先には、データベース移行に関する多数の著書の執筆や講演を行っており、専門性の高いナレッジを持ち、定量的なアセスメント結果を提示することができる D.Forceを選定。データベース移行性アセスメントをはじめとする支援を依頼しました。
実現性とリスク度合いの定量的な評価結果を参考にし、移行コストを試算。無理や無駄のない移行計画を立てることができました。移行で業務システムのコスト効率を高めた同社は、DXへの予算と人材の配分を高め、お客様向けサービスのイノベーションを加速しています。
DBMS変更によるソースコードへの影響・リスクまで把握が可能
DBMS変更を含む移行プロジェクトにおいて、現実性の高い移行計画を立てる場合、定性的な仕様ギャップを把握するだけでは不十分です。
D.Forceのアセスメントでは、ソースコード全量に対して移行ギャップと該当箇所、および、難易度をレポート。さらに、性能劣化するリスクが高いクエリや業務時間帯を抽出できることも特徴の一つです。
同社では、これらレポートに加え、D.Forceからの助言も得ることで、高精度のコストシミュレーションと調達するエンジニアリングリソースについて検討することができました。
移行に際しては、D.Force支援の元、同社システム保守担当が変換を実行し、移行後のDBMSについても変換過程においてナレッジを吸収。保守業務を継続的に行っています。
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