ホーム サービス データベースのクラウド移行

データベースのクラウド移行は、データ活用のアジリティーと運用コスト削減の有力な手段です。しかしながら、その効果と実現性を事前に予想するのは難しく、失敗に至るリスクが相対的に高いというのが現状です。

D.Forceは、豊富な経験と知見からクラウド移行の効果予測を定量的に示し、お客様にとって最も効果の高いクラウド移行計画を立案いたします。

単なる移行にとどまらず、アーキテクチャのモダナイゼーション、運用自動化、そして、社内メンバーへのスキルトランスファー等により、データ活用の加速に貢献いたします。

こんな課題にお応えいたします
  • 中立的にデータベースの最適な配置を助言してほしい
  • データベースのクラウドへの移行計画立案を支援してほしい
  • データベースにかかるTCO(総保有コスト)を削減したい
  • データベース移行で発生している問題の解決を支援してほしい
  • 開発、運用組織がクラウドに適応する支援をしてほしい

上記以外にもデータベースのクラウド移行に関する課題についてお気軽にご相談ください。

D.Forceの
クラウド移行サービス
特長・強み


移行効果と実現性予測で、的確な移行計画を立案できる
データベース移行性アセスメントサービス

DBMSを変更する場合やクラウドへ移行する場合の実現性を評価・レポートするサービスです。多種多数なクラウド移行を手がけてきたD.Forceの知見から、リスク度合いを定量化してご報告いたします。移行先のデータベース候補が絞り切れていない場合も、中立的な立場で移行性の高いデータベースをご提示いたします。

リスクやギャップが大きい部分への対応策の検討やエンジニアリングリソースを予め用意できるため、的確な移行計画の立案ができるようになります。アセスメントサービスを提供するにあたり、データベースに実装されている情報を収集する手順を用意していますので、当社で作業することも可能です。

また、その後のデータベース移行実務や運用についてもご対応可能です。アプリケーション変更など、D.Force専門領域外のタスクを実行する外部パートナーのご紹介も承ります。


主要パブリッククラウドサービスに精通。
多様な経験から中立的に最適な移行先を選定します

データ基盤を専門とするITコンサルティング会社 D.Forceには、主要パブリッククラウドサービスの知見・経験が豊富なメンバーが在籍しています。対応可能な移行パスも主要パブリッククラウドサービス、データベースサービスを網羅しており、中立的な立場で移行先の選定をお手伝いいたします。

移行にあたり、データベースの設計、運用を改善する業務にも対応が可能です。モダナイゼーション、品質改善、コスト削減、移行先のデータベースサービスにフィットした運用スタイルへの変更等、トータルでご支援いたします。

データベースのクラウド移行
ご支援イメージ

事前の移行効果や実現性の予測から、移行先の選定、技術支援等のコンサルティングから、データベース移行実務や運用支援までトータルにサポートを行います。また、アプリケーション変更など、D.Force専門領域外のタスク実行については、当社知見を活かした外部パートナーのご紹介も承ります。

計画検討・立案

目的
移行対象の選定、移行体制、期間、予算計画
内容
  • 移行のスコープを決定する、クラウド移行にアーキテクチャ変更、改善をどの程度含めるかの方針を決定する
  • 移行対象のデータベースを選定する
  • 移行期間と移行後に必要なエンジニアリングリソースの洗い出しと体制検討、プロジェクト期間・予算の算出、投資対効果の判断をする

机上検証

目的
移行の実現性を検証
内容
  • 移行対象の資料、ソースコード収集
  • 移行要件、移行後環境での機能/非機能要件整理とギャップ評価
    ※明らかに要件を満たさない場合は移行先から除外するよう判断する
  • 移行後DB構成の検討、概算コスト算出
  • DB定義、利用機能、ソースコードを机上調査してギャップ抽出、変換難易度評価
  • 性能面でギャップの出るSQL抽出、改善難易度評価

PoC・計画確定(概念実証・導入前実機検証)

目的
DB移行の実現可能性の確認、問題点抽出、移行工数確認とコスト算出
内容
  • 机上検証で出てきたギャップのうち実現性リスクの内容を実環境で検証、評価
  • 変換/移行コスト算出
  • 机上検証で洗い出されたギャップの変換コストを算出する
  • 移行後データベース構成の詳細コスト見積
  • 移行プロジェクト計画作成、体制、期間、予算、リスク対策等を具体化した移行プロジェクト計画を作成する

アプリケーション移行

目的
移行によるアプリケーションソースコード内の仕様差解消
内容
  • アーキテクチャを変更する場合の変更設計、実装
  • 外部接続/データ連携の変更設計、実装
  • SQL、PL/SQLの仕様差を変換する
  • 性能面のギャップがある場合は改善するための設計変更/実装

システム構成移行

目的
移行後環境でシステム要件を満たす構成を設計
内容
  • クラスタ構成、オプション機能などのDB基盤構成
  • アプリケーションとの接続設計
  • スナップショット、論理BU、災害対策等を考慮したDB周辺の構成要素設計”

データベーススキーマの定義を移行

目的
移行後環境でシステム要件を満たす構成を設計
内容
  • アーキテクチャ変更を伴う場合はスキーマ構造の変更設計
  • DBMS仕様差に対応してテーブル、ビュー、プロシージャ等の定義を変換、実装

運用移行

目的
移行後環境でのデータベース運用設計、実装
内容
  • 移行後環境でのシステム要件を満たすDB運用設計、実装、バックアップ・リカバリ、監視、パッチ、監査、構成管理等

結合試験

目的
移行後システム機能・要件の充足確認と未充足満部分の修正
内容
  • 機能、非機能全般の結合試験

システム切替

目的
移行先への切り替え
内容
  • 移行リハーサルでの手順、移行時間の検証と修正
  • 本番切替、初期不具合への対応

保守・運用

目的
保守開発、システム運用の実施
内容
  • 保守・運用体制を、移行後環境で新たに利用する技術、運用に適応させる
  • 移行後環境で発生する障害、課題への対応

対応可能なデータベースサービス

Amazon
Amazon RDS(Amazon RDS for PostgreSQL、Amazon RDS for MySQL、Amazon RDS for MariaDB、Amazon RDS for Oracle、Amazon RDS for SQL Server)
Amazon Aurora(Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility、Amazon Aurora with MySQL Compatibility)
Amazon Redshift、Amazon DynamoDB、Amazon ElastiCache、Amazon DocumentDB、Amazon Managed Apache Cassandra
Amazon Neptune、Amazon Timestream、Amazon QLDB
AWS Database Migration Service(DMS)、AWS Schema Conversion Tool(SCT)
Amazon EC2上にインストールした各種データベース
Azure
Azure SQL Database、Azure Database for MySQL、Azure Database for MariaDB、Azure Database for PostgreSQL、SQL Server on Virtual Machines、Azure Synapse Analytics、Azure Cosmos DB、Azure Cache for Redis、Azure Time Series Insights、Azure Database Migration Service
Google
Google Cloud Bigtable、Google BigQuery、Google Cloud SQL for MySQL、Google Cloud SQL for PostgreSQL、Google Cloud Spanner、AlloyDB for PostgreSQL、Google Cloud Firestore、Google Cloud Memorystore
Oracle
Oracle Cloud、Oracle Autonomous Data Warehouse、Oracle Autonomous Transaction Processing、Oracle Database Cloud Service、Oracle Database Exadata Cloud Service、Oracle NoSQL Database Cloud Service、Oracle Autonomous JSON Database、Oracle Data Hub Cloud Service
その他
Snowflake、Databricks

データベースのクラウド移行
ご支援実績・事例

よくある質問

移行対象データベースをどれにするかの選定から支援してもらうことはできますか

社内のデータベースから、クラウド移行による恩恵が大きなものを選定支援できます。

移行先にどのデータベースサービスを選べばよいのかがよく分かりません。最適なサービスを提案してもらえますか。

お客様データベースの移行性、利用技術の標準化や将来性を考慮して、適した移行先を提案します。

アプリケーション、データの移行もできますか?

クエリの移行アセスメント、変換には対応しています。アプリケーションやプロシージャのソースコード変換はパートナーとの協力体制での提供、または紹介が可能です。データ移行にも対応しています。

アーキテクチャ変更やリファクタリングを伴う移行もできますか?

可能です。クラウドにフィットしたアーキテクチャへの変更、DBMSの変更、マイクロサービスに適したデータモデルへの変更、運用の自動化など、多くの実績があります。

当社メンバーが移行後環境を習得する支援はできますか?

可能です。クラウド、クラウド上のデータベースサービスに関するスキルトランスファー、標準化などの支援ができます。

移行後の運用も支援できますか?

可能です。運用業務の受託、DBREとしての支援ができます。詳しくはデータベース信頼性エンジニアリング(データベース運用)のページをご覧ください。

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