ホーム サービス データベースのクラウド移行 Google Cloudへのデータベース移行

データベースのクラウド移行は、データ活用のアジリティーと運用コスト削減の有力な手段です。しかしながら、その効果と実現性を事前に予想するのは難しく、失敗に至るリスクが相対的に高いというのが現状です。

D.Forceは、豊富な経験と知見からクラウド移行の効果予測を定量的に示し、お客様にとって最も効果の高いクラウド移行計画を立案いたします。

単なる移行にとどまらず、アーキテクチャのモダナイゼーション、運用自動化、そして、社内メンバーへのスキルトランスファー等により、データ活用の加速に貢献いたします。

こんな課題にお応えいたします
  • 中立的にデータベースの最適な配置を助言してほしい
  • データベースのGoogle Cloudへの移行計画立案を支援してほしい
  • データベースにかかるTCO(総保有コスト)を削減したい
  • データベース移行で発生している問題の解決を支援してほしい
  • 開発、運用組織がクラウドに適応する支援をしてほしい

上記以外にもデータベースのクラウド移行に関する課題についてお気軽にご相談ください。

Google Cloudへの
データベース移行サービス
特長・強み


移行効果と実現性予測で、的確な移行計画を立案できる
データベース移行性アセスメントサービス

DBMSを変更する場合やクラウドへ移行する場合の実現性を評価・レポートするサービスです。多種多数なクラウド移行を手がけてきたD.Forceの知見から、リスク度合いを定量化してご報告いたします。移行先のデータベース候補が絞り切れていない場合も、中立的な立場で移行性の高いデータベースをご提示いたします。

リスクやギャップが大きい部分への対応策の検討やエンジニアリングリソースを予め用意できるため、的確な移行計画の立案ができるようになります。アセスメントサービスを提供するにあたり、データベースに実装されている情報を収集する手順を用意していますので、当社で作業することも可能です。

また、その後のデータベース移行実務や運用についてもご対応可能です。D.Force専門領域外のタスクを実行する外部パートナーのご紹介も承ります。


Google Cloud に精通。
主要DBMS、プラットフォームからのあらゆる移行パスに対応可能

データ基盤を専門とするITコンサルティング会社 D.Forceには、Google Cloudの知見・経験が豊富なメンバーが在籍しています。対応可能な移行パスも主要なDBMS、プラットフォームからであれば、どのような移行パスでもGoogle Cloudに移行できます。

移行にあたり、データベースの設計、運用を改善する業務にも対応が可能です。モダナイゼーション、品質改善、コスト削減、移行先のデータベースサービスにフィットした運用スタイルへの変更等、トータルでご支援いたします。

Google Cloudへのデータベース移行と同時に、データレイク、データウェアハウス、データ連携、BIなどの環境を必要に応じて整備します。データ活用の成熟度に合わせて逐次投資を行い、データ基盤を成長できるよう柔軟なアーキテクチャを設計します。
データ基盤構築についてはこちらをご覧ください。


Geminiを活用した独自開発「ソースコース変換AIサービス」*1
これまでにない高速、低コストで移行を実現します

「AIによるアプリケーションソースコードの変換サービス」で、アプリケーションソースコード中のギャップの約80%(*2)を自動変換、ソースコードを納品します。

DBMSを変更する際に、移行前DBMSの方言で記述されたSQLを移行後DBMSで実行できるよう変換する作業に多くの期間と工数がかかることが移行性を落とす要因となります。D.Forceではこの問題を解決するために、AIを活用してソースコード中のSQLを変換し、標準SQLに修正したアプリケーションソースコードを納品します。

現在、言語はJavaに対応しています。SQLではなくアプリケーションソースコードを納品します(*3)ので、変換済みSQLをソースコードに組み込む作業は不要です。当社がGeminiを活用して高精度でソースコード変換するコンポーネントと、DMSでのAIを活用したPL/SQL自動変換によって実現しています。

  • *1:GeminiはGoogle CloudのAIプラットフォームであるVertex AIで利用します。
  • *2:過去実績による理論値。ソースコードにより変換率は異なります。計測したうえでお見積り提示できます。
  • *3:アプリケーション保守ご担当者様にお渡しします。テスト等の支援が必要な場合については「よくある質問」をご覧ください

Geminiを活用してD.Forceが独自開発!

ソースコード変換AIサービス

*GeminiはGoogle CloudのAIプラットフォームであるVertex AIで利用します。

①ツールで自動変換できなかったコードの変換方法を助言します

ソースコード変換のみ実行するツールでは、自動変換できなかったコードの変換が困難です。当社では手動での変換方法を助言するコンサルティングを含めてご支援します。
*ツール単体での提供はしておりません

②コード変換前後の比較や変換内容をレポート

変換前後の比較や変換内容をレポートしますので、妥当性を確認できます。自動変換できなかったコード(SQL)を全量レポートします。また、手動変換のガイドとして、ソースコード位置、移行ギャップ内容について説明や助言を行います。

③低コスト

主要ツールよりも低価格で対応いたします。

データベースのクラウド移行
ご支援イメージ

事前の移行効果や実現性の予測から、移行先の選定、技術支援等のコンサルティングから、データベース移行実務や運用支援までトータルにサポートを行います。D.Force専門領域外のタスク実行については、当社知見を活かした外部パートナーのご紹介も承ります。

計画検討・立案

目的
移行対象の選定、移行体制、期間、予算計画
内容
  • 移行のスコープを決定する、 Google Cloudへの移行にアーキテクチャ変更、改善をどの程度含めるかの方針を決定する
  • 移行対象のデータベースを選定する(Cloud SQL、AlloyDBなど)
  • 移行期間と移行後に必要なエンジニアリングリソースの洗い出しと体制検討、プロジェクト期間・予算の算出、投資対効果の判断をする。

机上検証

目的
移行の実現性を検証
内容
  • 移行対象の資料、ソースコード収集
  • 移行要件、移行後環境での機能/非機能要件整理とギャップ評価
    ※明らかに要件を満たさない場合は移行先から除外するよう判断する
  • 移行後DB構成の検討、概算コスト算出
  • DB定義、利用機能、ソースコードを机上調査してギャップ抽出、変換難易度評価
  • 性能面でギャップの出るSQL抽出、改善難易度評価

PoC・計画確定(概念実証・導入前実機検証)

目的
Google Cloud環境でのDB移行の実現可能性の確認、問題点抽出、移行工数確認とコスト算出
内容
  • 机上検証で出てきたギャップのうち実現性リスクの内容を実環境で検証、評価
  • 変換/移行コスト算出
  • 机上検証で洗い出されたギャップの変換コストを算出する
  • 移行後データベース構成の詳細コスト見積
  • 移行プロジェクト計画作成、体制、期間、予算、リスク対策等を具体化した移行プロジェクト計画を作成する

アプリケーション移行

目的
移行によるアプリケーションソースコード内の仕様差解消
内容
  • アーキテクチャを変更する場合の変更設計、実装
  • 外部接続/データ連携の変更設計、実装
  • SQL、PL/SQLの仕様差を変換する
  • 性能面のギャップがある場合は改善するための設計変更/実装

システム構成移行

目的
Google Cloud環境でシステム要件を満たす構成を設計
内容
  • クラスタ構成、オプション機能などのDB基盤構成
  • アプリケーションとの接続設計
  • スナップショット、論理BU、災害対策等を考慮したDB周辺の構成要素設計”

Google Cloud 上のCloud SQL、AlloyDB、BigQueryへのスキーマ定義移行

目的
移行後環境でシステム要件を満たす構成を設計
内容
  • アーキテクチャ変更を伴う場合はスキーマ構造の変更設計
  • DBMS仕様差に対応してテーブル、ビュー、プロシージャ等の定義を変換、実装

運用移行

目的
Google Cloud環境でのデータベース運用設計、実装
内容
  • 移行後環境でのシステム要件を満たすDB運用設計、実装、バックアップ・リカバリ、監視、パッチ、監査、構成管理等

結合試験

目的
Google Cloud環境でのデータベース運用設計、実装
内容
  • 機能、非機能全般の結合試験

システム切替

目的
Google Cloud への切り替え
内容
  • 移行リハーサルでの手順、移行時間の検証と修正
  • 本番切替、初期不具合への対応

保守・運用

目的
保守開発、システム運用の実施
内容
  • 保守・運用体制を、移行後環境で新たに利用する技術、運用に適応させる
  • 移行後環境で発生する障害、課題への対応

対応可能なデータベースサービス

移行元
Oracle Database(Exadata 、OCI上のサービス含む)、SQL Server(Azure上のサービス含む)、PostgreSQL、MySQL
移行先
Cloud SQL for PostgreSQL、Cloud SQL for MySQL、Cloud SQL for SQL Server、AlloyDB for PostgreSQL、Google BigQuery、Cloud Spanner

データベースのクラウド移行
ご支援実績・事例

よくある質問

移行対象データベースをどれにするかの選定から支援してもらうことはできますか

社内のデータベースから、クラウド移行による恩恵が大きなものを選定支援できます。

移行先にどのデータベースサービスを選べばよいのかがよく分かりません。最適なサービスを提案してもらえますか。

お客様データベースの移行性、利用技術の標準化や将来性を考慮して、適した移行先を提案します。

アプリケーション移行はテストも支援できますか?

通常はソースコードのみ納品して、自動できなかったSQL変換を助言するまでがサービス提供範囲です。手動変換、テストに対応するパートナーを紹介することはできます。

AIを利用する環境を教えてください。

Google Cloud 上で Gemin(i Vertex AI)を利用します。ソースコードをGoogle Cloud上のCompute Engineに配置してセキュリティを確保した環境でGemini APIを利用して変換します。

アプリケーションソースコードは100%自動変換できないのですか?

100%自動変換できない要因はいくつかあります。アプリケーション仕様/データ仕様に応じて適切な記述が決まるSQL、詳細設計から修正が必要なSQL(高頻度ではない)は自動変換になじみません。このような場合は、対応方式案をご提示のうえ、適切な方式を選択いただけるよう助言、変換作業のサポートをします。
また、複雑性が高いSQL記述など、誤変換のリスクが一定以上あるものは自動変換対象外としています。誤変換が含まれるとデバックにて生産性が低下するため、本サービスでは誤変換率を非常に低く保つよう設計しています。

サービス料金には、Google Cloud、AIの利用料金も含まれますか?

含みます。

アプリケーション変換後のテスト工程を効率化することはできますか?

当社ではアプリケーション変換、テスト工程を含むシステム移行全体の期間とコストの低減、および、運用効率化・高度化を実現するためのあらゆる解決策を用意したいと考えています。テスト工程の(半)自動化、効率化や、移行だけではなく保守開発時のテスト負担を低減してTCO削減とアジリティ向上の実現など、パートナーとの協業による対応を含めてご支援します。詳細はお問い合わせください。

アーキテクチャ変更やリファクタリングを伴う移行もできますか?

可能です。クラウドにフィットしたアーキテクチャへの変更、DBMSの変更、マイクロサービスに適したデータモデルへの変更、運用の自動化など、多くの実績があります。

当社メンバーが移行後環境を習得する支援はできますか?

可能です。クラウド、クラウド上のデータベースサービスに関するスキルトランスファー、標準化などの支援ができます。

移行後の運用も支援できますか?

可能です。Google Cloud、Cloud SQL、AlloyDB等のスキルトランスファー、標準化などのご支援ができます。

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